マイホームの新築をご検討中の方にとって、今年はとてもお買い得な支援材料がそろっています。「太陽光発電(ソーラーパネル)設置に伴う補助金制度」や「フラット35Sの金利引き下げ」そして今一番話題の「住宅版エコポイントの増設」など、政府による住宅取得を支援する施策が相次いで打ち出されています。そこで家つくりをご検討中の方向けに、カンタンにポイントをご紹介したいと思います。
①エコポイント
住宅版エコポイントは、省エネルギーに配慮した住宅を新築またはリフォームした場合に、1戸あたり最高30万ポイント(1ポイント当たり1円相当)が給付される制度です。新築住宅については今年の12月末までに着工する物件で、「次世代省エネ住宅基準」を満たすと評価された住宅が対象となります。
給付されたポイントは、商品券などに交換できるほか、住宅版エコポイントの特典として、獲得ポイントを「即時交換」して、省エネとは別段無関係な内容の追加工事(仕上げ材のグレードアップや設備品のランクアップなど)に充てることができます。
②フラット35S
今までの実績と比較して、現状の住宅ローン金利は極めて低い水準ですが、国の支援策によっていっそう低い金利でローンを組むことができるようになりました。今年、金利が引き下げられるのは「フラット35S」です。これはCMでおなじみの住宅金融支援機構が、民間銀行と提携している住宅ローンです。借り入れ時に金利が確定しているので、長期に渡って安定した資金計画を立てられるなどのメリットがあります。
フラット35Sは通常のフラット35よりも省エネルギー性などの面で優れた住宅を取得するときに利用できる制度。従前の当初10年間の金利が0.3%引き下げだったのが、1.0%まで拡大されました。この支援制度は今月の2月15日から2010年12月30日の融資申し込み分までとなります。
③太陽光発電
太陽光発電向けの補助金は2005年に一旦廃止されましたが去年09年に復活しました。1㌔W当たり7万円の補助金が出ます。2010年度の予算案にも予算が計上されており、補助金は継続支給される見通しです。さらに去年の11月から太陽光発電の売電価格が従来の2倍の1㌔W48円に引き上げられ、光熱費の節約が大いに期待できそうです。アルタスのソーラーパネル工事中の様子と売電価格の参考事例はこちらです。
上記ポイントを有効活用した家つくりをご検討中の方は、アルタスまでお気軽にお問い合わせください。まだあります・・・・
④贈与非課税枠の拡大
通常、人から金品などもらったときは年間合計が基礎控除の110万円を超える場合は贈与税が課税されます。仮に1000万円の贈与を受けた場合は、231万円の贈与税が課税されます。それが住宅取得の目的で親や祖父母から一定の要件を満たして贈与を受けた場合は「住宅取得等資金贈与の特例」が適用されて大幅に贈与税が軽減されます。
従前の非課税限度額は500万円でしたが2010年に住宅を取得した場合は1500万円、11年の場合は1000万円に引き上げられます。
⑤住宅ローン控除制度
住宅ローンを借りて住宅を購入・新築・増改築・リフォームしたときに、借入金の残高に応じて所得税が減税されるというものです。
今年住宅を取得した場合の控除額は、一般住宅では最長10年間に渡って最大合計で500万円、長期優良住宅は600万円となっています。但し2011年以降は控除額は減少し400万円、12年で300万円、13年で200万円となる予定です。
どれも2010年の家つくり、住まいつくりにお得な制度です。ぜひこの機会にアルタスで新築・リフォームを実現させましょう。
@Alters